なぜ高血圧になる?疑問をズバッと解決!

高血圧は遺伝によるもの?その理由とは

健康診断を受けると家族に高血圧の人がいないか確認されることがあります。
高血圧と家族に一体何の関係があるのだろうと思ったことはないでしょうか。
実は高血圧には原因となる病気がはっきりしない「本能性高血圧」と原因となる病気がわかっている「二次性高血圧」の2つがあります。
そして日本人の場合はそのほとんどが本能性高血圧です。

本能性高血圧は親から受け継いだ遺伝要因と食生活や生活習慣などが絡み合って起こると考えられています。
両親と子供の高血圧の関係を調査したところ「両親とも高血圧だった時に子供も高血圧だったのは2人に1人」「両親のどちらか一方だけが高血圧の場合は3人に1人」「両親とも高血圧ではない場合は20人に1人」だったという調査結果があります。
この調査結果をみれば遺伝が高血圧に影響していることが見て取れます。

しかし、どの遺伝子が原因なのかは未だはっきりとは解明されているわけではありません。
アンジオテンシノーゲンという遺伝子が血圧の上昇に関係していることはわかっていますが、この遺伝子を持つ人が塩分を取りすぎると血圧が上がりやすいというだけです。
ただし、何らかの影響はあるだろうとは考えられています。
アンジオテンシノーゲンの遺伝子を持つ人は塩分を控えたほうが良いでしょう。
もしも自分は遺伝によって高血圧になりやすいかもと不安があるなら、遺伝子検査をしてみてはいかがでしょうか。
病院で検査してもらっても良いですし、今は通信販売で遺伝子検査キットを購入して自分で検査することもできます。

高血圧は遺伝に関係していると考えられていますが、100%遺伝するわけではありませんし、高血圧という症状が遺伝するわけではありません。
遺伝するのはあくまで体質で、遺伝以外にも喫煙、肥満、過労など様々な要因が組み合わさっておこります。
しかし、親が高血圧だった場合に自分もそうなる可能性が高いのは確かですから気にかけておくことが大切です。

高血圧は遺伝以外にも生活習慣が原因の場合があり

先の調査結果をみると「両親とも高血圧ではない場合に子供が高血圧だったのは20人に1人」となっています。
このことから、遺伝的要因がなくても高血圧になる人がいるということがわかります。
というのも、遺伝ではなくても不健康な生活習慣が原因になることがあるからです。
塩分過多の食生活、肥満、運動不足、飲酒、喫煙などは高血圧の原因となりえます。

特に生活習慣病といわれていることからも分かるように食生活が高血圧の引き金になります。
好きなものを好きなだけ食べる生活はよくありません。
肉ばかり食べて脂質を溜め込んだり、米やパン、麺類など炭水化物中心の食生活は肥満につながり血圧を上昇しやすくさせます。
また、塩分のとりすぎや過度の飲酒が血圧があがる要因であることもわかっています。
食事はバランスよく食べ過ぎに注意することが大切です。
また、寝る直前に食べるなど不規則な時間に食事することは控えるようにしましょう。

運動不足も高血圧の原因になります。
運動不足は血液の流れを悪くしてナトリウムが排出されにくくなるからです。
ナトリウムが排出されない状態は塩分のとりすぎと同じ状況と言えます。
ほうれん草やバナナなどカリウムを多く含むものを積極的に摂ることでナトリウムを排出しやすくなりますが、運動不足は肥満にも繋がりますから適度に体を動かす習慣を身につけることが大切です。

ただし、既に血圧の高い人が激しい運動をすることはおすすめできません。
無理な運動はかえって血圧を上昇させます。
長続きしないので習慣化することも難しいでしょう。
特別に運動を意識しなくても、なるべく歩くようにしたり、掃除をするなど生活の中で体を動かすようにすることから始めてみてはいかがでしょうか。

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